あの頃、キミが全てだった。
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「海人なにソワソワしてんだよ」
「だって、美羽ちゃんが戦っても勝てる相手じゃないって」
そう言われて
「あのなぁ、雫に失礼だからな!」
思わずツッコむと、
「しっかしお前すごいよな、よくも毎日荻野に謝れるよな、そんなにお前やらかしたの?」
そう言われて、あの日を思い出す。
あの日の俺は、何もわからず話に入っていって、
雫に怒られてしまった俺は、考えて考えて、
放課後美羽ちゃんに、謝ることした。
体育館の方へと向かおうとすると、美羽ちゃんは、靴箱の方へと向かっていて、追いかけるようについていった俺は、