あの頃、キミが全てだった。
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「あ…いった…ってここは…家?」
起きた時には、自分の家のベットに入っていた私は、
スポーツ大会のことを思い出す。
「あー!!私ってばなにやってんだろう!!」
ガチャッ。
「雫大丈夫なの?熱測ってみなさい。」
私の大きな声を聞いて、お母さんが慌ててやってきては、そう言ってきた。
ピッ。ピピッ。
「げっ38.4」
「あら、風邪ね、ゆっくり休んでなさい」
そう言って出て行ったお母さん。