あの頃、キミが全てだった。



「すみません!おかわり!」



まだ始まったばかりの同窓会なのに、勢いよく呑む私を見て、



「飲み過ぎじゃね?」


海人くんが心配そうに言うも、



「いいのいいの、今日くらいは」


なんて軽く言えば、



「え?雫ちゃん?なにがあったの?ちょっと!」


相変わらず可愛い美羽が来て、私を止めようとするも、



「大丈夫まだ酔ってないから!」


そう言って、美羽を止める。
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