あの頃、キミが全てだった。
縁日˚✧₊⁎❝᷀ົཽ
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「もうすぐ縁日があるね!雫ちゃん今年も一緒に行こ?」
そう誘って来てくれる美羽の可愛さに癒されながらも、
「もちろん!」
そう微笑むと、
「ちょっと待ったー!今年はぜひこの檜山も入れてよ美羽ちゃん!」
「いいよ!海人くんいると安心かも!」
2人は隣の席になったことで、見事に仲が深まり名前で呼び合うようになっていた。
美羽の言葉で、私は邪魔者になりそうな気がして、言葉に詰まっていると、
「なら、4人で行こうよ!」
海人くん後ろからひょこっと現れた皐月が提案してくれる。
と言うか、一緒に行ってくれるんですか?!
確かこの間海人くんに誘われた時、めんどくさいって言ってなかったっけ?それなのに良いんですか?!!