あの頃、キミが全てだった。


頭の中で考えていることで、



「雫ちゃん!待って!後ろ見ると2人とも居ないよ…って雫ちゃん!!」



美羽の声が届かなくて、


「雫ちゃん1人で歩いて行かないで!っぁ、足が痛い…」


美羽の痛みにさえも気づかないくらいで、、





「ねぇ、美羽!ここの唐揚げ……」


気づいた時には、みんな居なくなっていて、迷子になっていた。
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