あの頃、キミが全てだった。


不意に肩を叩かれ後ろを向くと、


プニッ。




その拍子に指でほっぺを触られたまま、


「おはよ、雫」

先ほど聞いた声が聞こえる。




この声は、、




「もしかして同じクラスなの?」


「そう、俺、皐月」


「私は、」


「雫でしょ」


「何で知ってる「友達に名前呼ばれてたから」


「あ、そっか、でも「俺たちも友達でしょ?さっき交わしたもんね。憧れのJKライフ?ってやつ俺も混ぜてよ」
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