あの頃、キミが全てだった。
「雫ちゃん!私は借り物競争だった!雫ちゃんは?」
そう、喜びながら嬉しそうに走ってくるの美羽に、
「え!私も!」
そう言えば、
「すごい!お互い頑張ろうね」
そう言って、嬉しそうにぴょんぴょん跳ねている、
美羽は、皆んなに迷惑かけるからと団体よりも個人競技が好きなのだ。
だから、借り物競争になって嬉しいんだろうな。
「よし!!やるぞー!」
そう言って気合いを入れる。
こうして、体育祭が近づいていった。