あの頃、キミが全てだった。


「雫ちゃん!私は借り物競争だった!雫ちゃんは?」


そう、喜びながら嬉しそうに走ってくるの美羽に、



「え!私も!」

そう言えば、


「すごい!お互い頑張ろうね」


そう言って、嬉しそうにぴょんぴょん跳ねている、



美羽は、皆んなに迷惑かけるからと団体よりも個人競技が好きなのだ。


だから、借り物競争になって嬉しいんだろうな。



「よし!!やるぞー!」


そう言って気合いを入れる。



こうして、体育祭が近づいていった。
< 56 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop