男の子
壁に、耳をつけてみる。



「ゴトッ………」



「ハルちん寝相悪いんじゃない?」



「翼、静かにしろっ……」



「んん……離しっ……」



「……ハルちん…犯されてるんじゃない?……な~んて……」



翼が、言った。



「………」



そんなことはない……



そうおもったが、俺は、ハルの部屋に行ってみた。


「ガチャ」


鍵が開いていた。



開けて、ハルの部屋に入ってハルを見つけた瞬間鳥肌がたった。
< 22 / 37 >

この作品をシェア

pagetop