望まれない花嫁に愛満ちる初恋婚~財閥御曹司は想い続けた令嬢をもう離さない~
「そうなんですね。うーん、仕事後に出かけるなら遠出はしないだろうし、アウトドアってこともないですよね。史輝様はスーツだろうから、それに合わせてきちんとしていながら動きやすい服にしましょうか」
明日香が張り切って、ウオークインクローゼットに向かった。
いつもは彼女に任せきりの美紅も、珍しく後をついていく。
その様子を見た明日香がにやりと笑う。
「美紅さんもデートのときは、やる気を出すんですね」
「そ、そう言う訳じゃ……」
美紅は思わず頬を染める。
「可愛く仕上げましょうね」
「……うん、アドバイスお願いします」
明日香と一緒にワイワイ盛り上がりながら、デートファッションを決めていく。
この部屋に住むようになった翌日に、山のように服を買って貰っているので、選ぶのが大変だ。でもすごく楽しいと感じる。
「スカートがいいですよねー。どんな席なのか分からないから足が隠れるロングスカートの方が安心かな。色はどうします?」
「淡い色がいいかな……ベージュとかオフホワイトとか」
「ベーシックな色にするなら、シンプルになり過ぎないようにデザイン性がある方がいいですね」
明日香が張り切って、ウオークインクローゼットに向かった。
いつもは彼女に任せきりの美紅も、珍しく後をついていく。
その様子を見た明日香がにやりと笑う。
「美紅さんもデートのときは、やる気を出すんですね」
「そ、そう言う訳じゃ……」
美紅は思わず頬を染める。
「可愛く仕上げましょうね」
「……うん、アドバイスお願いします」
明日香と一緒にワイワイ盛り上がりながら、デートファッションを決めていく。
この部屋に住むようになった翌日に、山のように服を買って貰っているので、選ぶのが大変だ。でもすごく楽しいと感じる。
「スカートがいいですよねー。どんな席なのか分からないから足が隠れるロングスカートの方が安心かな。色はどうします?」
「淡い色がいいかな……ベージュとかオフホワイトとか」
「ベーシックな色にするなら、シンプルになり過ぎないようにデザイン性がある方がいいですね」