おマメなあたしに恋してください
「しっしっ」手でやるそして教室を出ていく、
「なに?」って言って、教室に目を向ける
「三上くん、向こう行こ!」腕を引っ張って三上くんを連れていく
時間が無いから、空き教室に入る、
「ちょっと…」眉を顰めて
「この学校だったんだね?」って嬉しそうにニコニコする
「そっ…そうだけど…」口ごもる…だけど…外で人の気配がして、
小声で「ここではあたしと、三上くんが知り合いだってこと内緒ね?」って言う、
「ちょっと人違いあたしは千早なんて名前じゃない、似てるからって…勝手に教室から呼ばないで、」
そして小声で「訳はあとで話すから、」そう言って教室を出ようとした、