おマメなあたしに恋してください
「ねぇ…あの子誰?」

「知らない」って言って教室へ向かうと

「なに?聴いてないの?」

「ホント使えないんだけど」って後ろから聞こえるのを耳を塞ぐ

別にいい、別にいい、

そう心で呟きながら、教室へ向かう

教室に行くとちょうど予鈴がなる

きっと…きっと…いじめられるよね?

目を付けられたよね?

いいや…怖い…体が震えるけど…漫画で読んだようなことにきっとなるのが…怖い

だから…誰とも話さなかったし、話すことも出来なかった、

人見知りなのもあるけど…だけど…

平凡な…あたしの世界…さようなら、

「ホント…なんなの?」って入ってきたさっきの女子3人が言う、
< 47 / 50 >

この作品をシェア

pagetop