純愛

屋上に行ったら広瀬君はベンチに座っていた。


「おはよ」
『お…はよ?』
「こっち来て」

愛唯を座らせてキスをした。
外でやるのは抵抗あったけど断る理由がない


ふと扉を見たら誰かが見てる。

『広瀬君、誰か見てる』

「見せつけてやれよ」

『お願い、嫌…』


誰かに見られてまで愛し合いたくない。


さすがにやりすぎと思ったのか愛唯に上着を着せて座らせた

「ごめんな」
『教室…戻るね』


扉にいた人、さっき教室ですれ違った人に似てた。


< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop