最強総長さまは元執事







「………いやぁ、あんな理人は初めて見たなあ。あの子が、愛華か。……大丈夫かねぇ」



正司が呟いた言葉は、誰の耳に届くことなく溶けていった。

正司が意味深な目で2人が出ていった扉をしばらく見つめていたことを、愛華と理人は知る由もない————。








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