危険な彼と甘い嘘
「そんな可愛い顔で言われたら、許したくなっちゃうじゃん、、、」
へ?
か、可愛い??
わ、私が?
「か、可愛くはないけど、、、」
彼は少し驚いたように言った
「何言ってんの?奈央は世界で一番、ダントツで可愛いんだよ」
ちょ、
「で、でも、、、私、一回も告白されたことないし、、、」
「それは、、、奈央を渡したくなくて、、、奈央に告ろうとしてる奴は全員2度と喋れねーようにしてやった」
は、はぁ?
ぜ、全然知らなかった
「とにかく、奈央はめちゃめちゃ可愛いんだ!だから、俺のものって、胸を張って言えるようになりたい」
彼の目に間抜けな表情をしている私が映っている
「だから、、、奈央が俺と付き合ってくれたら、、、今日、、、ってか昨日のことは許ししてあげる」
え??
つ、つつつ付き合う???
私と陽希が、、、?
ど、どうしよ、ぜ、ぜんっぜん想像つかない
で、でも、、、先に酷いことをしたのは私だし、、、
こ、ここで断ったら、陽希に悪いよね、、、
ちょっとくらいの罰は受けないと、、、
「わ、わかった、、、い、一ヶ月だけだからね!」