早く素直になればよかった
どうやら、蓮は私と同じだったようで、美久を利用して私から言わせようとしたらしい。
美久とのキスは触れるギリギリのところで止めて、美久には動じるなと命令したそう。
美久はそうとう怒ったそうだけど。
私が来たことは気配を感じたらしく、知っていたとのことだった。
それでもひどい。
「ひどいよ。」
「悪い、だから今からほら部室いこ。」
「え、うん。」
部室につくと美久がいて私に全力で謝ってきた。
私が許すと蓮を睨んだあと帰って行った。
「璃海、好きだよ。」
「私も、蓮のこと大好き。」
蓮は私のことをぎゅっと抱きしめる。
そして、蓮の手の平が私の両目を優しく覆う。
「璃海、もう容赦しないからな。」
「うん。」
〈完〉
美久とのキスは触れるギリギリのところで止めて、美久には動じるなと命令したそう。
美久はそうとう怒ったそうだけど。
私が来たことは気配を感じたらしく、知っていたとのことだった。
それでもひどい。
「ひどいよ。」
「悪い、だから今からほら部室いこ。」
「え、うん。」
部室につくと美久がいて私に全力で謝ってきた。
私が許すと蓮を睨んだあと帰って行った。
「璃海、好きだよ。」
「私も、蓮のこと大好き。」
蓮は私のことをぎゅっと抱きしめる。
そして、蓮の手の平が私の両目を優しく覆う。
「璃海、もう容赦しないからな。」
「うん。」
〈完〉