あいたいヒト





「隆…」






そう呟くと、

私は瞬間に

誰かに前に押された。






__ドンッ__






「ちょ、え!?」


「行ってきな…」

「最後くらい…話なよ?」



そう言って、

仲の良かった女の子達が

私に微笑む。



「うん…」



私は、

隆に近付いて

話し掛けた。





「隆…あnッ…」

「ちゃんとッッ!!!」

「?」



私が話し掛けようと

すると

隆は、口挟んだ。


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