どちらとの恋を選びますか?【後編】~元彼御曹司のとろ甘愛に溶かされて
 「陽、待って…たくさん満たされたし、もう許すから」

 陽は私を色気たっぷりの目で見つめると、「聞こえないな」と私の言葉に耳を貸さず、激しく私を突き動かす。

 「陽…もう…」
 「俺が納得いくまで、溺れさせるから…」

 いつもの陽に戻ってる。

 「あぁ、ただごめん…」
 囁く言葉に、陽の目を見つめると、
 「納得いく事は無いから、これからも毎晩、ずっと溺れることになると思う」

 結婚して妻となって、ママになった今でも、尚、変わらず溺れるほどの愛に満たされた。

 もう、あなたが傍に居ない生活なんて、考えられない…
 
 愛情って、どこまで深くなるんだろう…

そして、それは…
これからもずっと…
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