どちらとの恋を選びますか?【後編】~元彼御曹司のとろ甘愛に溶かされて
席に戻って、仕事をしていると、しばらくして、チームリーダーに声を掛けられた。
「春風さん。夏目君、仕事で何かあった?」
「いえ、特に何も…どうしてですか?」
「いや…さっき1人で会議室から出て来たら、目が赤くてさ。本人はゴミが入ったって言ってたけど…まぁ、彼なら泣くほどの事なんて無いから、大丈夫か。すまない」
「えっ…」
夏目君…
あの話の後、1人で…
そんなに私のこと、大切に思っていてくれたんだ…
ずっと傍にいて、支えてくれた。
夏目君のことは好きだけど…
私は、陽を選んだ。
この選択に、私の心は揺るぎない。
でも…
その時、夏目君が席に戻って来た。
「春風さん。夏目君、仕事で何かあった?」
「いえ、特に何も…どうしてですか?」
「いや…さっき1人で会議室から出て来たら、目が赤くてさ。本人はゴミが入ったって言ってたけど…まぁ、彼なら泣くほどの事なんて無いから、大丈夫か。すまない」
「えっ…」
夏目君…
あの話の後、1人で…
そんなに私のこと、大切に思っていてくれたんだ…
ずっと傍にいて、支えてくれた。
夏目君のことは好きだけど…
私は、陽を選んだ。
この選択に、私の心は揺るぎない。
でも…
その時、夏目君が席に戻って来た。