どちらとの恋を選びますか?【後編】~元彼御曹司のとろ甘愛に溶かされて
休日は、陽も私の家に来て、一緒に荷物を纏めるのを手伝ってくれた。
「見られて困る物は、先に言えよ」
「だから、そんな物、無いから!」
陽は笑いながら、部屋に入ると、急に立ち止まった。
「これって…」
陽が見ていたのは、誕生日プレゼントに買って貰った、壁掛けの時計だった。
「可愛いから…どうしても捨てられなくて」
付き合っていた期間に訪れた、たった1度の誕生日。
一緒に買い物に行って、ひと目見て、これだっ!って惹かれた。
もっと高い物でもいいよと言われたけど…
見た目もあったけど、陽と一緒に時を刻みたいから…その気持ちもあって、プレゼントに決めた。
別れた時に、壊してしまおうとしたけど…
どうしても出来なかった…
「見られて困る物は、先に言えよ」
「だから、そんな物、無いから!」
陽は笑いながら、部屋に入ると、急に立ち止まった。
「これって…」
陽が見ていたのは、誕生日プレゼントに買って貰った、壁掛けの時計だった。
「可愛いから…どうしても捨てられなくて」
付き合っていた期間に訪れた、たった1度の誕生日。
一緒に買い物に行って、ひと目見て、これだっ!って惹かれた。
もっと高い物でもいいよと言われたけど…
見た目もあったけど、陽と一緒に時を刻みたいから…その気持ちもあって、プレゼントに決めた。
別れた時に、壊してしまおうとしたけど…
どうしても出来なかった…