どちらとの恋を選びますか?【後編】~同期は独占欲強めな溺甘御曹司でした
涼のお母さんの喜ぶ姿を見て、涼とのことを祝福されている事に、胸がいっぱいになって、涙が溢れて来た。
「ありがとうございます…こんなに喜んでもらえるなんて、思っていなかったので」
「息子が愛した人との子供なのよ、嬉しいに決まってるじゃない!」
その言葉に、一層、涙が止まらなかった。
「咲羅、うちの母さん、こんな感じだけど、色々相談に乗ってくれるから、気を遣うなよ」
「そうよ!涼のことで何かあったら、私が叱ってあげるからね!」
「はい!お願いします」
「俺、先が思いやられるよ…」
横でため息をつく涼を見て、お母さんと顔を見合わせて笑った。
「咲羅さん、結婚も出産も子育ても、不安ばかりだと思うけど、涼と2人で悩んで、助け合っていけばいいのよ。それが夫婦の、家族の絆になっていくから」
「咲羅、一緒に悩みながら、歩んで行こうな」
「私は、それが出来なかったから。あなた達には、同じ思いはして欲しくないの」
「ありがとうございます…こんなに喜んでもらえるなんて、思っていなかったので」
「息子が愛した人との子供なのよ、嬉しいに決まってるじゃない!」
その言葉に、一層、涙が止まらなかった。
「咲羅、うちの母さん、こんな感じだけど、色々相談に乗ってくれるから、気を遣うなよ」
「そうよ!涼のことで何かあったら、私が叱ってあげるからね!」
「はい!お願いします」
「俺、先が思いやられるよ…」
横でため息をつく涼を見て、お母さんと顔を見合わせて笑った。
「咲羅さん、結婚も出産も子育ても、不安ばかりだと思うけど、涼と2人で悩んで、助け合っていけばいいのよ。それが夫婦の、家族の絆になっていくから」
「咲羅、一緒に悩みながら、歩んで行こうな」
「私は、それが出来なかったから。あなた達には、同じ思いはして欲しくないの」