結婚相手を見つけるため秘書官を辞めたいです 〜なのに腹黒王子が「好きだ」なんて言って邪魔してくるのですが!?〜
あまりにも普通に言ってくるものだから、その言葉を理解するのに時間がかかってしまった。
邪魔してたですって? 何を?
「殿下……邪魔していたとは、いったい何を……」
「ん? だから、セアラと他の男が出会わないように、だよ」
「ええっ!?」
何それ!?
軽いパニック状態になっている私を楽しそうに眺めながら、ジョシュア殿下が至極当然とでも言いたげな態度で説明をしてくれる。
「セアラを2人きりの食事に誘ったり夜会に誘ったりしてくる男は、全部こちら側で断っておいたから」
「えっ? な、なぜそんな……!」
「あ。あと、変な手紙を持ってきたヤツもね。そいつらは全員、王宮への出入りを禁止してやったよ」
「ええっ?」
邪魔してたですって? 何を?
「殿下……邪魔していたとは、いったい何を……」
「ん? だから、セアラと他の男が出会わないように、だよ」
「ええっ!?」
何それ!?
軽いパニック状態になっている私を楽しそうに眺めながら、ジョシュア殿下が至極当然とでも言いたげな態度で説明をしてくれる。
「セアラを2人きりの食事に誘ったり夜会に誘ったりしてくる男は、全部こちら側で断っておいたから」
「えっ? な、なぜそんな……!」
「あ。あと、変な手紙を持ってきたヤツもね。そいつらは全員、王宮への出入りを禁止してやったよ」
「ええっ?」