四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!
恋は盲目を適用させないで
月曜日。
登校していたら教室に行く階段で夕凪とみのりちゃんにバッタリ会った。
「あっ…夕凪…おはよう」
「シュリ、おはよ!」
「朝から委員会だったの?」
「うん。もうそろそろ教室行くよ」
「そっか。待ってるね。…みのりちゃん、おはよ…」
「…」
「あのねっ…!この前はごめんなさい。私、みのりちゃんの言う通り、嫌な感じだったかもしれない。もうしない。でもね、バカにしてるとか見下してるとかは絶対にないから!それだけは信じて欲しいな…」
「…本当に、私が自分じゃ何もできないって思われてるみたいで不愉快だから」
「ごめんなさい…。ただ応援したかっただけなの」
「もういいよ。その代わり絶対に邪魔しないでよね。夕凪、行こう」
「ちょっとみのり…!」
私に両手を合わせながら、夕凪はみのりちゃんを追いかけた。
気持ちがチクンってする。
最初に嫌なことをしてしまったのは私なんだけど、
みのりちゃんと友達にもなれなかったな。
もしも皐月くんとのことが叶ったら、
私の話も聞いてくれるようにはなるのかな。
…そんな風には思えないけれど。
登校していたら教室に行く階段で夕凪とみのりちゃんにバッタリ会った。
「あっ…夕凪…おはよう」
「シュリ、おはよ!」
「朝から委員会だったの?」
「うん。もうそろそろ教室行くよ」
「そっか。待ってるね。…みのりちゃん、おはよ…」
「…」
「あのねっ…!この前はごめんなさい。私、みのりちゃんの言う通り、嫌な感じだったかもしれない。もうしない。でもね、バカにしてるとか見下してるとかは絶対にないから!それだけは信じて欲しいな…」
「…本当に、私が自分じゃ何もできないって思われてるみたいで不愉快だから」
「ごめんなさい…。ただ応援したかっただけなの」
「もういいよ。その代わり絶対に邪魔しないでよね。夕凪、行こう」
「ちょっとみのり…!」
私に両手を合わせながら、夕凪はみのりちゃんを追いかけた。
気持ちがチクンってする。
最初に嫌なことをしてしまったのは私なんだけど、
みのりちゃんと友達にもなれなかったな。
もしも皐月くんとのことが叶ったら、
私の話も聞いてくれるようにはなるのかな。
…そんな風には思えないけれど。