四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!
「みのりちゃん?どうしたの?」
「なーんでいつも三神さんがいるかなぁ」
「うちの皐月になんか用?」
「星乃先輩、こんにちは。今日は若葉先輩にそろそろ私のこと知ってもらおうと思って」
「君の何を知ればいいの?風紀委員でシュリちゃんの親友の友達で、シュリちゃんのことを嫌ってる。それでいいでしょ!」
うぅ…。
私を嫌ってるってことまで言わなくていいのに…!
「私、ずっと若葉先輩のファンでした。だから初めて先輩と言葉を交わしてもらったときに恥ずかしすぎて逃げちゃったんです」
「覚えてるよ…」
「そしたら三神さんが偽善者ぶって余計なことするから」
「シュリは君に協力しようって思っただけでしょ?悪気は無いんだ。許してあげてくんない?」
「ひとを殺しても悪気が無ければ許されるんですか?」
「そんな極端な…」
小さく呟いた私を、みのりちゃんは見慣れた顔で睨みつけた。
「友達でもない、よく知らない子に自分のことを勝手に好きなひとに喋られてるって、すごく気持ち悪いです」
「それは本当にごめんなさい。デリカシーがなかったなって本当に反省してる」
「別に…シュリちゃんはベラベラ喋ったわけじゃないよ。みのりちゃんって可愛くていい子なんだとか、そんなことを言っただけだよ。そこまで言わなくても…」
皐月くんを見た。
私をかばってくれるなんて珍しい。
素直にうれしかった。
でも、悪いのは本当に私だから。
みのりちゃんが怒っても当然だと思う。
「なーんでいつも三神さんがいるかなぁ」
「うちの皐月になんか用?」
「星乃先輩、こんにちは。今日は若葉先輩にそろそろ私のこと知ってもらおうと思って」
「君の何を知ればいいの?風紀委員でシュリちゃんの親友の友達で、シュリちゃんのことを嫌ってる。それでいいでしょ!」
うぅ…。
私を嫌ってるってことまで言わなくていいのに…!
「私、ずっと若葉先輩のファンでした。だから初めて先輩と言葉を交わしてもらったときに恥ずかしすぎて逃げちゃったんです」
「覚えてるよ…」
「そしたら三神さんが偽善者ぶって余計なことするから」
「シュリは君に協力しようって思っただけでしょ?悪気は無いんだ。許してあげてくんない?」
「ひとを殺しても悪気が無ければ許されるんですか?」
「そんな極端な…」
小さく呟いた私を、みのりちゃんは見慣れた顔で睨みつけた。
「友達でもない、よく知らない子に自分のことを勝手に好きなひとに喋られてるって、すごく気持ち悪いです」
「それは本当にごめんなさい。デリカシーがなかったなって本当に反省してる」
「別に…シュリちゃんはベラベラ喋ったわけじゃないよ。みのりちゃんって可愛くていい子なんだとか、そんなことを言っただけだよ。そこまで言わなくても…」
皐月くんを見た。
私をかばってくれるなんて珍しい。
素直にうれしかった。
でも、悪いのは本当に私だから。
みのりちゃんが怒っても当然だと思う。