君と"ほんとの恋"が        できて良かった…
美里とは相変わらずの仲だし、宇野くんとも変わらず、趣味の事について話しながら盛り上がっている。


そんなある日。


「今日放課後、教室に残ってもらえるかな?」


「え?」


いつものように、芽衣莉が購買から戻ってくるのを待っていると宇野くんにそう言われた。


「何で?」


「それは、その時分かるから!」


彼はそれだけ言って、去ってってしまった。


(何があるのかな?)


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