この青く澄んだ世界は希望の酸素で満ちている
「それじゃあ、
ブレスレットの説明もしたから、
そろそろ部屋に案内するわね」
そう言った惺月さんはドアの方へ。
那覇も惺月さんに続く。
そんな那覇に。
続く、私も。
これからどんなことが待ち受けているのだろう。
そう思うと。
する、わくわくも。
だけど。
それと同時に。
ある、緊張や不安も。
そんないろいろな感情が混ざり合いながら。
惺月さんや那覇と一緒に建物の外に出た。