この青く澄んだ世界は希望の酸素で満ちている



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 空澄(あすみ)の話。


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 久しぶりに学校に行った日。


















 謝った、先生が。
 空澄に。

 その先生は。
 空澄に濡れ衣を着せた男子生徒のことを庇っていた先生。










 先生の話によると。

 報告に来た、空澄が助けた男子生徒が先生のところに。
 空澄に助けてもらった、と。







 その男子生徒が。
 報告に来た、先生のところに。



 そうしたのは。


 その男子生徒は。
 知った、最近になって。
 来ていない、空澄が学校に。
 そのことを。

 もしかしたら。
 何かあったのではないか。
 そう思ったのだそう。





 悩んだ男子生徒は。
 担任の先生に相談を兼ねて全てを話した。


 偶然。
 その男子生徒の担任の先生は。
 空澄に濡れ衣を着せた男子生徒のことを庇っていた先生だった。












 先生の話を聞き終えた空澄は。
 その男子生徒のところに行き。
 言った、お礼を。


 そうして。
 空澄と男子生徒は。
 握手をした。
『これからもよろしく』
 そう言い合いながら。















 そのとき。
 空澄のブレスレットが緑色に。




















 そして、その後。

 空澄と男子生徒は。
 なっている、とても仲が良い友達に。





 そのことを。
 思う、空澄は。
 ものすごく嬉しい、と。


 出会えた、信じることができる人に。
 家族や私、凪紗、心詞(みこと)、響基以外にも。



 大切にしていこう、これからも。

 家族や仲間。
 恋人の……私……のことを。























 これが空澄の近況報告。


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