この青く澄んだ世界は希望の酸素で満ちている



 お父さんが。
 してくる、そういうことばかり。
 私に。

 その理由は。
 している、はっきりと。
 情けないくらいに。


 それは。
 私が受験に失敗し。
 通えていないから。
 姉と兄が通っている超名門のエスカレーター式の学校に。







 失敗する、受験に。

 それまでは。
 優しかった、お父さんは。
 私にも。
 そんな気がする。


 小さい頃のこと。
 だから記憶が曖昧だけれど。





 そして。
 受験に失敗(それ)以降。
 お父さんは私のことを避けるようになり冷たくなった。



 それだけではない。


 中学生になった、私が。

 そのあたりから。
 浴びせるようになった。
 侮辱という言葉の暴力を。


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