この青く澄んだ世界は希望の酸素で満ちている

新しい仲間




「そうだ、
 こうして同じ部屋になることができたのも何かの縁。
 お互い、下の名前で呼び合うことにしないか」


 全員、話し終えた。

 そのタイミングで。
 そう言った、神倉さんが。


「まぁ、呼び方が全てではないけどさ、
 下の名前で呼んだ方が親しみやすいというかさ」


 神倉さんの言葉に。
 那覇、佐穂さん、鈴森くん、私は。
 大きく頷き賛成した。


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