狂愛〜虎を照らす月〜
「そんなに?」
陸が朔に聞く。

「ああ。もう、毎回大変な事になってんぞ」
朔がバラす。

「兄貴、、スゲぇな。俺できて2回か3回だな」
陸が聞いてもないのに教えてくれる。


「いや、俺も俺も。仕置きの後でも、そんくらいだな。」
朔も暴露する。


「だよな!?兄貴、仕置きなんか入ったらヤベェんじゃねぇの?」
陸が聞く。


「ああ」
それは、俺も心配している事だった。

俺は仕置きに入る事は滅多にないが、仕置き後の俺は危険だ。

何人もの女を相手にしないと済まない。

いつも、数人組員が適当に見繕ってホテルの部屋に呼ぶ。


何かあってはならない為、組員も部屋に入る中、女を抱く。

こんな俺を知ったら、深月はどう思うだろうか。
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