狂愛〜虎を照らす月〜
そして、そのまま新しい下着を着て店を出た。

「お嬢。荷物持ちます」


「ありがと」


「お嬢。靴づれですか?」

ゲ。バレたか。
実は、今日のヒールは初めて履いたやつで靴づれしてしまって結構痛かった。

可愛かったのにー!!


「お嬢。スニーカーにしましょう」


「えー?今日の格好に合わなくなぁい?ねぇ?」
紗理奈に同意を求める。


「いや、スニーカーで全然いける。買いにいこ」


「えー」


そう言って渋々スニーカーを選びに行く。


「あ、意外といけるじゃん。」


「だから言ってんでしょーが」

私達の会話を聞いて、繁と透さんは笑っている。

そして、繁はまた荷物を持ってくれた。

絆創膏も貼って、スッカリ足の痛みも取れて歩きやすいし最高だ。

その後も、服を買ったり、雑貨を見たり、化粧品なんかも買った。






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