狂愛〜虎を照らす月〜
3〜深月side〜
「ん、、、、、」

鳥のさえずりの声で、目が覚める。


見慣れない部屋。


和の部屋にモダンな家具が置かれて、めちゃくちゃ広くて、オシャレな部屋だった。


あったかい、、、。


あったかい!?



そして、自分が誰かに抱きしめられてる事に気づく。


ッッッ!?



恐る恐る、肩越しに後ろを振り向けば、、、



やっぱり。


昨日の、超絶イケメンの彼が私を抱きしめて寝ていた。


き、綺麗な顔。


目を閉じてると、一気に雰囲気が和らいで見える。



な、何者!?


昨日のお風呂で見た裸を思い出す。


立派過ぎて、、、

記憶がそこでなくなる。


浴衣を着せられ、髪も乾いている所を見ると、たぶん気絶したあと全部この人が面倒を見てくれたんだよね、、、。


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