狂愛〜虎を照らす月〜
「クックックックッ」
岳さんだ。
私はガバっと顔をあげた。
なんで、笑うのよ。
処分があるから来たんでしょ?
そして、前に座る2人も一緒に笑い出した。
なに!?
人が真剣に謝ってんのに!!
すると、岳さんが口を開いた。
「さすが、濱田んとこの娘だな。」
「は?」
「ははは!おもしれー。」
「ちょ!!」
何よ!!
とキレそうになるのをなんとか飲み込む。
相手は進藤組若頭だ。
忘れるな深月。
「おい。普通にしろ。敬語もいらない。俺のことは岳と呼べ。あんなに抱き合った仲だろ?」
岳さんがニタニタと怪しく笑う。
「あ、あれは忘れてって言ったじゃん!!」
さっそく、素が全力で出てきてしまった。
やべ。
お淑やかに。お淑やかに。
「クックックックッ。俺は無理だと言ったぞ?まず飯行くぞ。あと、そのヅラ外せ深月」
そう言って、岳さんはニタッと笑った。
ウワッ。こんな顔も出来んの?
お風呂の時は、優しい顔してたし。
岳さんだ。
私はガバっと顔をあげた。
なんで、笑うのよ。
処分があるから来たんでしょ?
そして、前に座る2人も一緒に笑い出した。
なに!?
人が真剣に謝ってんのに!!
すると、岳さんが口を開いた。
「さすが、濱田んとこの娘だな。」
「は?」
「ははは!おもしれー。」
「ちょ!!」
何よ!!
とキレそうになるのをなんとか飲み込む。
相手は進藤組若頭だ。
忘れるな深月。
「おい。普通にしろ。敬語もいらない。俺のことは岳と呼べ。あんなに抱き合った仲だろ?」
岳さんがニタニタと怪しく笑う。
「あ、あれは忘れてって言ったじゃん!!」
さっそく、素が全力で出てきてしまった。
やべ。
お淑やかに。お淑やかに。
「クックックックッ。俺は無理だと言ったぞ?まず飯行くぞ。あと、そのヅラ外せ深月」
そう言って、岳さんはニタッと笑った。
ウワッ。こんな顔も出来んの?
お風呂の時は、優しい顔してたし。