狂愛〜虎を照らす月〜
目で訴える。


絶対もうわかってるくせに。


キスしたい、、、

でも、岳の手がそれを許さない。


そして、もうトロトロに蜜が溶け出している入り口をスルッと撫で付けた。


ッッッ!!


そのまま、岳は私の口を押さえたまま、見つめ濡れた指を舐めて見せた。


岳。
それはヤバよ。
色気がおかしな事になってる。


そして、クスッと笑ってまた私のそこを触る。
触るだけ。

何でよ。

無意識に腰が動く。


「クククク。深月。困ったな。
腰が動いてるぞ。どうしてだろうな」


んな!?
言わないでよ!
わかってるくせに!


そして、やっと指が入って、、、




こない。


岳は再びクスッと笑ったと思えば、口を抑えていた手を離した。


ハァっハァっ


息が、やっと、、ちゃんと吸える、、、
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