桜姫は花と共に散る
彼はニカッと笑うと、俺は鈴原湊だと名乗ってくれた。



「よろしくな」



「僕は宮野湊大。こちらこそよろしく」



「知ってるよ。宮野めっちゃ有名人だもん」



え?有名人って…僕芸能人とか有名なインフルエンサーでもないんだけど…



なんで有名なのか聞いてみるとめっちゃイケメンが入学してきたと僕の話題で持ち切りらしい。



「お互い苦労するな」



この言いようだと鈴原くんも僕と似たような経験をしてきたのだろうか。



そのタイミングで入学式の準備が整ったようで、体育館に向かうよう先生からの指示が出た。



「んじゃ、行こーぜ」



鈴原くんの後について行きながら、楽しくなりそうだなと思い内心ドキドキとワクワクでいっぱいだった。



─…。❀·̩͙…─…。❀·̩͙…─…。❀·̩͙…─…。❀·̩͙…─
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