桜姫は花と共に散る
「湊大ぁ〜、入学式この服で行こうかなって思うんだけど変じゃないかな?」
母さんは両腕を大きく広げて服を見せてくれた。
白のブラウスに膝下まである黒のレーススカート、ストッキングを履いていて黒のジャケットに左側の胸元には淡い紫色のバラのコサージュがついている。
「うん、似合ってるよ」
僕の返事に母さんは良かったぁと安堵の言葉を漏らした。
さてと…僕も髪とかさないとな。
母さんは化粧をしにリビングへ、僕は髪をとかしに洗面所へ向かう。
鏡の前で髪に軽くブラシを通し、前髪を軽く整える。
今日はメガネしてこうかな。
黒縁の伊達メガネをつけて最終確認を終えると洗面所を出て母さんのいるリビングへ向かう。
「母さん準備終わった?」
「えぇ、湊大も…大丈夫そうね」
母さんはふわっと優しく微笑むと行くわよ、とカバンを持って玄関へと向かう。僕もその後ろをついて行った。
僕も母さんに続いて家を出るとガチャっと玄関の扉の鍵を閉める。
母さんが車の運転席に乗るとエンジンをつける。
僕は助手席側に乗ると母さんは車を走らせて学校へと向かった。
母さんは両腕を大きく広げて服を見せてくれた。
白のブラウスに膝下まである黒のレーススカート、ストッキングを履いていて黒のジャケットに左側の胸元には淡い紫色のバラのコサージュがついている。
「うん、似合ってるよ」
僕の返事に母さんは良かったぁと安堵の言葉を漏らした。
さてと…僕も髪とかさないとな。
母さんは化粧をしにリビングへ、僕は髪をとかしに洗面所へ向かう。
鏡の前で髪に軽くブラシを通し、前髪を軽く整える。
今日はメガネしてこうかな。
黒縁の伊達メガネをつけて最終確認を終えると洗面所を出て母さんのいるリビングへ向かう。
「母さん準備終わった?」
「えぇ、湊大も…大丈夫そうね」
母さんはふわっと優しく微笑むと行くわよ、とカバンを持って玄関へと向かう。僕もその後ろをついて行った。
僕も母さんに続いて家を出るとガチャっと玄関の扉の鍵を閉める。
母さんが車の運転席に乗るとエンジンをつける。
僕は助手席側に乗ると母さんは車を走らせて学校へと向かった。