桜姫は花と共に散る
「じゃあね湊大」
また後で、と言うと母さんは体育館へ続く道を掲示に従って歩いていくのを僕は見送る。
僕も教室行かないとな…
受付してもらった人の背後の壁に1年生のクラス表が掲示されている。
僕は…えーっと、、、
1組から順に「宮野湊大」の名前を探していく。
あ…、あった
僕の目に止まった1-Dのクラス。
そのクラスの真ん中辺りに"宮野湊大"の名前が書かれていた。
自分のクラスを見つけた僕は受付をしている昇降口でローファーを脱いで中学でもらった入学式の持ち物リストの中に書かれていたビニール袋を取り出してローファーを入れる。
左側には体育館へ続く道、右側には1年生のクラスであろう教室があった。
手前から1-A、1-Bと続いている。
となると…もう少し奥側か…?
僕はゆっくりと奥にあるであろう1ーDのクラスを目指して足を進めていく。
カラカラと教室のドアが開く音がすると同時に中から数人のクラスメイトが楽しそうにおしゃべりする声が聞こえた。
……のに。
また後で、と言うと母さんは体育館へ続く道を掲示に従って歩いていくのを僕は見送る。
僕も教室行かないとな…
受付してもらった人の背後の壁に1年生のクラス表が掲示されている。
僕は…えーっと、、、
1組から順に「宮野湊大」の名前を探していく。
あ…、あった
僕の目に止まった1-Dのクラス。
そのクラスの真ん中辺りに"宮野湊大"の名前が書かれていた。
自分のクラスを見つけた僕は受付をしている昇降口でローファーを脱いで中学でもらった入学式の持ち物リストの中に書かれていたビニール袋を取り出してローファーを入れる。
左側には体育館へ続く道、右側には1年生のクラスであろう教室があった。
手前から1-A、1-Bと続いている。
となると…もう少し奥側か…?
僕はゆっくりと奥にあるであろう1ーDのクラスを目指して足を進めていく。
カラカラと教室のドアが開く音がすると同時に中から数人のクラスメイトが楽しそうにおしゃべりする声が聞こえた。
……のに。