パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 手掴みやフォークで自分でやりたい盛りの弥生。汚すなとかそういうこともいう父親もいるだろうが、恭弥さんはそんな弥生を褒めて見守ってくれる。


「後できちんと片付けますね」
 床に落ちた食材に視線を向けつつ、謝ると彼は「気にすることないよ」そう笑ってくれた。 

「じゃあ、ゆっくりおやすみ」

 弥生が眠るのが早いこともあり、私は自分たちの部屋の間で弥生を抱っこして彼と向かい合っていた。

 弥生はたくさん新しいことをして、楽しかったようで腕のなかでうとうとしている。
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