パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
一緒にいれば優しくなれるし、甘やかしたくなる。まだまだ俺に遠慮して、本音をみせてくれないのも当たり前だ。
でも、今まで辛い思いをさせた分、俺は彼女を愛したい。そんな思いが溢れる。
あのまま抱きしめて、キスをしてドロドロになるまで抱きたい。それが俺の本音だが、そんなことをしたら咲良は離れて行ってしまうだろう。
大切だからこそ、慎重にならなければ。間違えるわけにはいかない。
そう思っていた矢先、ポケットの中でスマホが揺れる。
自分の部屋に戻り、パソコンを開いて眼鏡をかけて、それに応じる。
明日も二人との時間を作りたい。その思いだけで俺は仕事を始めた。