泣き虫の凛ちゃんがヤクザになっていた
「昨日のことは忘れてくれ……」
 翌朝、目が覚めると凛ちゃんが顔を赤くして俯いたまま、そう言ってきた。
 どうやら酔っていた時の記憶はあるようだ。
 そして、シラフになった今、思い出して恥ずかしくなっているらしい。
「えー、なんで?」
「……何でもだ」
「……可愛かったのに」
 私がそう言うと、凛ちゃんは顔を真っ赤にして頭を抱えた。
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