君に、振り向いてほしいから
「幼なじみを取られて黙っとけるやつがどこにいるんだよ!?瑠水を渡せ!」
「あのさ、如月くん。うるさいんだけど。騒ぐなら外でしてくれない?迷惑なんだけど」
ずっと黙っていたkingも柊くんを睨んだ。
これには柊くんも怯んだようで、眉のはしを下げて逃げていった。
璃空にいはため息をつくと、kingたちを見つめた。
「許してやってください、king。柊、よくも悪くも諦めが悪いんです」
「ううん、良いよ。君は悪くないんだから。それよりも、瑠水ちゃん。如月くんは、Luciferに入ってるの?」
「……おそらく、入っているかと。入っていなくても、直に入ると思います」
柊くんは、やると決めたらやる人だから……。
いつもは、柊の三つ子のお兄ちゃん、椿くんと、弟、樹くんが止めるはずなんだけど、今はいないな……。
私を取り戻そうと決めたのなら、同じような目標を持っている人たちの中に入るはず……。
kingは何を思ったのか、にやりと微笑んだ。
「……じゃあ、Luciferと戦うときも近いね」
「それは、どういう考えで?」
「うん、おそらく、如月くんはLuciferに入るでしょ。水潮さんたちなら、取り返しに来るだろう。丁寧に、予告状をこっちによこしてね」
怖……。流石、kingしているだけあるなぁ。
kingは私に近寄り、肩をむんずと掴んだ。
「瑠水ちゃん、君も戦場に行ってもらうからね。今から、輝夜と嵐さんに稽古してもらおう」
「あのさ、如月くん。うるさいんだけど。騒ぐなら外でしてくれない?迷惑なんだけど」
ずっと黙っていたkingも柊くんを睨んだ。
これには柊くんも怯んだようで、眉のはしを下げて逃げていった。
璃空にいはため息をつくと、kingたちを見つめた。
「許してやってください、king。柊、よくも悪くも諦めが悪いんです」
「ううん、良いよ。君は悪くないんだから。それよりも、瑠水ちゃん。如月くんは、Luciferに入ってるの?」
「……おそらく、入っているかと。入っていなくても、直に入ると思います」
柊くんは、やると決めたらやる人だから……。
いつもは、柊の三つ子のお兄ちゃん、椿くんと、弟、樹くんが止めるはずなんだけど、今はいないな……。
私を取り戻そうと決めたのなら、同じような目標を持っている人たちの中に入るはず……。
kingは何を思ったのか、にやりと微笑んだ。
「……じゃあ、Luciferと戦うときも近いね」
「それは、どういう考えで?」
「うん、おそらく、如月くんはLuciferに入るでしょ。水潮さんたちなら、取り返しに来るだろう。丁寧に、予告状をこっちによこしてね」
怖……。流石、kingしているだけあるなぁ。
kingは私に近寄り、肩をむんずと掴んだ。
「瑠水ちゃん、君も戦場に行ってもらうからね。今から、輝夜と嵐さんに稽古してもらおう」