目の前の快楽に

エピローグ

「ぁっ‥ふっぁ‥」





2人の荒い息が交わる





ベッドが軋む音





絶えることを知らないリップ音





視界も脳も霞んでなにも考えられない





いやらしい音だけがやけに耳に響く





目の前にある快楽を





求めて





求めて求めて求めて求めて求めて求めて求めて





脳を空っぽにする迄





絶頂に達する迄





相手に身体を委ねる





毎夜毎夜訪れる





世界は2人だけなのかもしれないという時間





この時、私は少しだけ幸せだ
< 1 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop