目の前の快楽に

深いキスを重ねていくうちに視界がぼやけてきた



「ちゅーは俺の方が上手みたい
涙目になっちゃった」



そう言いながらも舌を絡ませるのをやめようとはしない




「は、っぅ」




崩れ落ちそうになっても両手でがっちりホールドされる




「はぁっ、ぅ」



そろそろがちめにしんどくなってきたときに舌で感じていた熱がなくなった




「苦しくなっちゃったねかわい」




優しく頭を撫でられる




少し悔しい





仰向けになりながら一条のネクタイを引っ張る





一条が私に覆い被さる形になった




私は手探りで見つける




「もう下ガッチガチじゃん
はやくいれていーよ？」