【完】恋情を拗らせた幼なじみ社長は、訳アリ令嬢を執愛している。
そんな幸せな日々が過ぎて、三か月が経った。
私は碧くんの奥さんとして公には出てはいないけど、家事はしっかりとやっていた。それくらいはしたいとハウスキーパーさんは頼まずに頑張っている。
「麗ちゃんの料理は本当に美味しいね」
「ありがとう、碧くん」
碧くんも美味しそうに食べてくれるし、愛情を毎日伝えてくれて不安なんて関係ない夫婦生活を送っていられていた。
――そんなある日、私の元に手紙が届いた。彼が好きな女性からの手紙だった。