四番
未来
うっすらと目を開けると寝ぼけた目でスマホを見た。
まだ午前0時。一時間しか寝てない。
寝直そうと思い目を閉じると耳に変な音が入ってきた。
ゴーっという、地下から響くような低い音がすると部屋が揺れ始めた。
「うそ!地震!」
本棚や机の上に置いた小物が、転がり落ちる。
部屋がガタガタと揺れて、外からは犬の鳴く声が聞こえてくる。
私はベッドの上で布団を頭から被りながら身を小さくしていた。
何十秒かして揺れが小さくなってきた。
部屋のドアが開いて、お母さんが顔を出す。
まだ午前0時。一時間しか寝てない。
寝直そうと思い目を閉じると耳に変な音が入ってきた。
ゴーっという、地下から響くような低い音がすると部屋が揺れ始めた。
「うそ!地震!」
本棚や机の上に置いた小物が、転がり落ちる。
部屋がガタガタと揺れて、外からは犬の鳴く声が聞こえてくる。
私はベッドの上で布団を頭から被りながら身を小さくしていた。
何十秒かして揺れが小さくなってきた。
部屋のドアが開いて、お母さんが顔を出す。