四番
私たちが歩いていると対向車線の方を走っていた車がふらふらと蛇行しながらふいに逆車線にハンドルを切り道路沿いにあるコンビニに突っ込んだ。
ほんの二十メートルほど前で起きた突然の事故に私たちは脚を止めてしまった。
「なになに!?」
「なんだよ!?」
「車が突っ込んでる!!」
いきなりの状況が呑み込めていない。
「マジか……」
里依紗がボソッと言った。
呆然と見ている私達の横を何人かの人が駆け足で通過する。
車の周りにはいつの間にか、何人もの野次馬ができて騒然となった。
中にはスマホで撮影してる人までいる。
コンビニの店員が車の窓からなにか声をかけていて、もう一人は電話をしている。
車の中の人は出てこない。
ほんの二十メートルほど前で起きた突然の事故に私たちは脚を止めてしまった。
「なになに!?」
「なんだよ!?」
「車が突っ込んでる!!」
いきなりの状況が呑み込めていない。
「マジか……」
里依紗がボソッと言った。
呆然と見ている私達の横を何人かの人が駆け足で通過する。
車の周りにはいつの間にか、何人もの野次馬ができて騒然となった。
中にはスマホで撮影してる人までいる。
コンビニの店員が車の窓からなにか声をかけていて、もう一人は電話をしている。
車の中の人は出てこない。