四番
近くのコンビニで飲み物とお菓子を買って私の家に行くとネット配信の映画を観た。
映画が終わってエンディングが流れ始めたときに修哉が口を開いた。
「里依紗、ほんとに出て行くんだって?」
「うん」
「そっか」修哉はうなずくと間を置いてから「真理はどうしてる?」と、聞いてきた。
「うん。表面上は明るくしてるけど、たまに一緒にいると悲しそうな顔してる」
「仲いいもんな。特に真理は里依紗をお姉さんみたいに慕ってるもんな」
「そうなんだよね」
「でも会おうと思えば会えるんだろう?」
「それは里依紗も言ってた。いつでも会えるって」
「なら、良かったのかな」
「そうだね。これで良かったのかも」
里依紗の家のことを知ってる私達は、彼女の選択を良かったことと考えた。
映画が終わってエンディングが流れ始めたときに修哉が口を開いた。
「里依紗、ほんとに出て行くんだって?」
「うん」
「そっか」修哉はうなずくと間を置いてから「真理はどうしてる?」と、聞いてきた。
「うん。表面上は明るくしてるけど、たまに一緒にいると悲しそうな顔してる」
「仲いいもんな。特に真理は里依紗をお姉さんみたいに慕ってるもんな」
「そうなんだよね」
「でも会おうと思えば会えるんだろう?」
「それは里依紗も言ってた。いつでも会えるって」
「なら、良かったのかな」
「そうだね。これで良かったのかも」
里依紗の家のことを知ってる私達は、彼女の選択を良かったことと考えた。