今も 君の心に 輝く
「これ 今日の君に 渡したい。」
それはこの海岸で
冬にしか見つけられない物だった。

「今日のイチオシ」

それは 小さな透き通った『ピンクの桜貝(さくらがい)

乱暴に触ると割れてしまう桜貝は 
なかなか見つかるものではない
そして綺麗にオーラを出す貝も
なかなか見つかるものではなかった。

そして なんと言っても
疲れ果てていた私の心に眩く輝く
『ひとすじの光』
そのものだった。

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