今も 君の心に 輝く
この浜辺には様々な貝がある中で
この小指に爪程のひかる桜貝

そして
こんな冬の朝早くに
かなたに会ったこと

かなたから
桜貝をもらった事

こんな出会いがあるなんて。
私は、驚きでしかなかった。

これが私、瑠璃(るり)
彼、彼方(かなた)の出会いだった。

あっという間に太陽の角度がだいぶ高くなっていた。
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