出会った彼は

「「「「おじゃましま~す」」」」


入ってきたのは、雅くんをはじめとした涼太くんのグループのメンバーたち。

「あ~!芽依ちゃん久しぶり!」


私を見つけた雅くんが話しかける。

「あ、お久しぶりです。」

「も~、敬語とかいらないから!いつも涼太と話してるみたいにしゃべってよ~」

「あ、これが噂の芽依ちゃん?」

「あ~、あの夏のロケにいた子だ!」

「涼太がいつもお世話になってます~」


各々話始めるメンバーたち。

状況が全く読めない…。

少し戸惑って、涼太くんの方を見ると。

「ごめん芽依ちゃん、知らない間に今日俺の家でごはん食べる事になってたらしい。」

「あ、そうなの?私帰ろうか?」

メンバーが仲が良いのは知っているし。私がいたらしたい話もできないのではと思いそう言うと、焦ったような涼太くん…。と、メンバーのみなさん。
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