出会った彼は

どんな生活になるか2人で話しながら眠りにつく。こんな時間がたまらなく幸せ。


次の日、朝から仕事だという涼太くんが支度をするのを見ている。

「そういやカズさんとのごはんどうだった?」

「楽しかったよ。あ、そうだプレゼント貰ったんだった。」

カズさんには涼太くんの家に着いてすぐメッセージを送ってお礼を言ったけど、プレゼントは開けていなかった。


紙袋を開けると手書きのメッセージカードと共にスキンケア用品が一式。


それと、キャップが2つ?

「あ、これカズさんのブランドのキャップだ。」

「そうなの?」

メッセージカードを見ると、涼太とお揃いで使ってね♡と書いていた。


涼太くんに、メッセージカードを見せる。

「1つは涼太くんのみたいだよ。」

「え、ほんとだ。ラッキー、カズさん今日会うはずだからお礼言っとこ。」


可愛いと言ってキャップを被る涼太くん。
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